2013年05月04日

岐阜県土岐市の核融合実験の影響・名古屋は要注意   静岡にもある劣化ウラン汚染

<< 岐阜県土岐市の核融合実験 >>


岐阜県土岐市にある「核融合科学研究所」が計画している重水素実験について、多治見・土岐・瑞浪3市と岐阜県が実験実施に同意し、2015年から9年間、核融合実験が始まることになりました。この実験ではトリチウム等、大量の放射性物質が放出される上、中性子線を防ぐことが出来ない為、市内の母親等から約3万人の反対署名も集められましたが、強行されるようです。土岐市は愛知県との県境付近にあり、名古屋からも恐らく20km程度しか離れていません。また、長野県までもせいぜい30〜40km位の距離なのではないでしょうか。愛知県は汚染地域と非汚染地域との境目にあたりますが、瓦礫も焼却拒否しており、隣接する静岡県の瓦礫汚染の被害を除いては、汚染された県の中では比較的安心出来る県でした。ですがこの実験が開始されれば、特に名古屋辺りなどは完全に汚染地域となってしまいます。土岐市がある岐阜県自体も汚染される為、移住先を決める際には気をつけましょう。





<< 静岡県について >>


福島原発の事故後、静岡に引っ越して、都心へ新幹線通勤をしていらっしゃる方へ。静岡県よりも西の調査結果が公表されていないので、愛知県以西が無事かどうかはわかりませんが、米国の日本列島放射能汚染土壌調査によると、神奈川県だけでなく、静岡の御殿場からも劣化ウランが検出されています。

同調査によると、福島県や宮城県の汚染値が高くなっているので、恐らくは原発事故による汚染の可能性が大きいと思われますが、東日本大震災の折、劣化ウランの保管所であるチッソ石油化学の五井製造所で火災があったことから、そちらが主原因だとする説もあります。当時、市原市にあるコスモ石油千葉製油所の液化石油ガスタンクで火災・爆発が起こった際に、隣接しているこのチッソ石油化学の劣化ウラン保管施設にも、延焼していたことが後に明らかにされています。チッソは劣化ウランが無事だったとしていますが、劣化ウランはたった600〜700度で自然発火するので、倉庫の屋根まで焼け落ちたこの火災で、保管されていた劣化ウラン765kgが飛散してしまった可能性は否定出来ません。原因は原発事故とチッソの火災両方にあるという見方も出来ます。

静岡県は瓦礫焼却県であり、汚染は事故後も増すばかりですが、いずれにしても静岡県に移住を考えていらっしゃる方は、セシウム等だけではなく、この劣化ウラン汚染のことも頭に留めて置く必要があるようです。









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2013年04月30日

震災瓦礫の焼却状況・まとめ 

<< 震災瓦礫の焼却受入れについて >>


岩手・宮城・福島からの汚染された震災瓦礫を焼却することによる、健康被害の危険性は既に広く知られています。放射能汚染以前に、アスベスト・六価クロム・ヒ素等の危険な物質が含まれているのですから当然ですが、焼却することにより気化してしまった放射能などは、マスクでも吸引を防げません。とにかく焼却場から離れている他以外に身を守る術は無い為、移住の際には大いに気になるところです。

2011年10月に出された、震災瓦礫の広域処理計画の通達によると、震災瓦礫を引き受ける民間業者は環境省に登録すればよく、立地自治体から許・認可を得る必要はなくなりました。受け入れ先を公表する義務もありません。自治体の同意無しに企業での受入れが可能となる為、三菱マテリアルや太平洋セメントなど、汚染瓦礫の処理が可能な企業の工場等の周辺では注意が必要です。




<< 関東と東北を除いた、全国の自治体の瓦礫受入れ状況概要 >>


北海道  :  札幌市と釧路市・千歳市以外は、受け入れに前向き。

新潟県 : ほとんどが受入れ表明。新潟市では受入れを断念するも、長岡市・柏崎市・三条市では本焼却。

富山県 : 既に高岡市で瓦礫を受け入れた富山県。ほとんどが受入れを検討。富山市でも試験焼却。

石川県 : 受入れに前向き。輪島市で試験焼却。金沢で本格的に受入れ。

福井県 : ほとんどが受入れ検討中。敦賀市と高浜町で試験焼却するが、本焼却は中止。

山梨県 : ほとんどが条件付で受入れ可能としている。

長野県 : 概ね受入れに消極的

岐阜県 : 約半分の市が受入れを検討といったところか。

静岡県 : 受入れに積極的。富士市等で焼却。

愛知県 : 一部を除いて圧倒的に受入れに慎重な市が多い。

三重県 : 一部の市町を除いて、圧倒的に否定的だが、伊賀市では産廃業者・三重中央開発(株)で受入れか。

滋賀県 : 一部の市町村以外は概ね否定的。

京都府 : 受入れ自治体なし。

大阪府 : 舞州で大量焼却中の大阪府。府内では唯一大阪市が瓦礫受入れを表明。他は否定的。

兵庫県 : 受入れが白紙に。

奈良県 : 一見震災瓦礫の受入れ表明は無いが、橿原市のように水面下で交渉する市も。震災瓦礫ではないが、汚染地域である千葉県の一般ごみ焼却も引き受けた。

和歌山県 : 概ね否定的

鳥取県 : 焼却施設自体が少ない為、受入れの検討をした米子市など以外は受入れ不可能。

島根県 : ほとんどが消極的。

岡山県 : 否定的。

広島県 : 一部を除いて消極的。

山口県 : 概ね消極的。

徳島県 : 受入れ自治体なし。

香川県 : 受入れ自治体はないが、直島で三菱マテリアルが、モニタリングも無しで焼却中。

愛媛県 : 受入れ自治体なし(受入れ中止)。

高知県 : 受入れ自治体なし。

福岡県 : 北九州市で既に大量焼却済み。同じく北九州で、三菱マテリアルが苅田などで大量の汚染瓦礫を焼却中。福岡は概ね受入れに積極的。

佐賀県 : 受入れ検討派と消極派が混在か。

長崎県 : 受入れに前向き。

熊本県 : 受入れに消極的。

大分県 : 津久見市にある、太平洋セメントの工場で焼却。

宮崎県 : 受入れに消極的。

鹿児島県 : 概ね受入れに積極的。

沖縄県 : 受入れに消極的。



瓦礫受入れに反対の県は皆残念ながら、南海トラフの地震が起こった時に、大きな津波被害が予想されている県ばかりです。しかも県庁所在地、つまり中心区域は、揃って海の近くにあります。

一度瓦礫を燃やした土地とその近辺は、既に汚染されています。震災瓦礫をまるで狙ったかのように、原発事故からの汚染が少ない地域でばかり焼却する為、程度の差はあれ日本全土が瓦礫焼却の影響を受けています。あとは焼却の量と風向きで、汚染の度合いが違ってくる位でしょうか。ぜひご自分の住む地域や、希望する移住先の汚染を実際に調べて歩いて、自己防衛に役立てて下さい。





ガンマ線測定


ガンマ・ベータ線測定


ガンマ・ベータ・エックス線測定









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2013年04月27日

福島原発以前の全国のプルトニウム汚染と汚染ランキング

[ 福島原発事故以前のプルトニウム汚染について ]

ところで、日本がかつてどれ位プルトニウム239240に汚染されていたかという、1999年の環境放射線データベースの一部を、分かりやすくまとめてみました。

<順位><県市町村名>     <ベクレル/平方メートル>
 1     長野市                 150
 2     秋田市                 120
 3     熊本県阿蘇郡             96
 4     島根県大田市と石川県金沢市   90
 5     青森県むつ市             84



最高は意外にも長野市でした。参考までに他にも言及しますと、数値が高めの汚染エリアとして、札幌市北区・青森県むつ市・岩手県滝沢村・山形市・福島市・茨城県那珂郡・新潟県柏崎市・山梨県北巨摩郡・愛知県渥美郡・兵庫県加西市・長崎県北高来郡・大分県直入郡も含まれていました。長崎では、飛散したとはいえ、プルトニウム型の原発が落とされたので当然ですが、他は予想外でした。

逆に数値が低かったのは青森市(不検出と0.68ベクレル)・富山県射水郡(不検出と1.7)・京都市伏見区(0.56と1.8)・千葉県市原市(1.3と2.2)・和歌山県新宮市(1.1と2.7)・三重県津市(不検出と2.5)・滋賀県野州郡(不検出)・鳥取県岩美郡(不検出)・岡山県久米郡(不検出と37)・福岡市早良区(不検出と4.4)・佐賀市(不検出と1.4)などです。

ところで、島根県の大田市では、二箇所の草地の土壌調査で正反対の結果が出ています。片方は90ベクレル、他方は1ベクレルでした。ですからこのデータベースはあくまでも参考なのですが、総じて原発のある場所では高めの数値が出ており、また、九州も長崎から風下の県が高めではあります。


福島原発の事故では、プルトニウムが大量に飛散していますので、関東・東北はかなりプルトニウム汚染されているようですが、文科省発表の放射能測定値は通常ガンマ線のみのものなので、アルファ線核種であるプルトニウムの汚染はわかりません。インスペクター等の、アルファ線も測れる高性能のガイガーをお持ちの方以外は、他地域の過去の汚染も知って、参考にして頂ければと思います。

インスペクター(米国製) α・β・γ・X 線が測れる



posted by 白鳥 at 16:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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