2014年06月02日

岡山移住についての追加情報

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丁度、岡山についてのコメントを「よく考えて」さんから頂きましたので、今日は岡山について以前から付け足そうと思っていた情報を書きたいと思います。

この方によりますと、人形峠の鉱山も採掘土等も全て鳥取側にあったとのことですが、人形峠自体が県境にありますし、放射能汚染に県境は関係ありません。岡山側に人形峠由来の汚染が無いという主張については、岡山の汚染について著書で言及しておられる京都大学の小出助教授にでも「よく考えて」さんから反論して頂くとして、私の方は以前岡山移住についての注意点を列挙した時に、あまりに当然過ぎてすっかり書き忘れた(独)日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センターについて、少しだけ触れたいと思います。

センターの詳細に興味がおありの方は、そちらのホームページをご覧になって下さいね。 皆さんの岡山移住の際に、環境センターについて私が最低限気に留めて頂きたいと思っているのは、こちらのセンターからは、恐らく「管理」等の名目で、平常時にも放射能が放出されているという事です。ウラン濃縮施設もあり、岡山県の環境保護センター・放射線科では、濃縮施設周辺の環境放射能等の監視測定もしています。ウラン・ラジウム・ラドン・プルトニウム・ストロンチウム・セシウム・フッ素等の測定ですが、少なくとも私でしたら、そもそも放射能が環境に放出されている量を(しかもプルトニウムまで!)モニタリングまでしなければならない施設がある場所の周辺に住みたいとは思いません

「よく考えて」さんは、「 規制がなかったり緩やかだったりした時代、もしかすると汚染物質が生活圏に入り込んでいる可能性があるのは全国どこでも同じです」とおっしゃるのですが、折角放射能汚染から逃れようとして移住するのに、既に汚染が確定している場所をわざわざ選ぶ必要もありませんし、一度放射能に汚染された土地は、気の遠くなる様な長い期間汚染地となります。がれきの焼却等で、汚染は拡がるばかりですが、それでも可能な限り安全な所に移住したいと思うのは当然です。実際、汚染の度合いは場所によってかなり変わります。同じ岡山県でも土壌汚染の度合いには相当な差があることでしょうから、どうぞご注意下さい。

「(人形峠の採掘土砂について)岡山県にも受け入れ要請がありましたが、県民・政界・産界・行政が団結してこれを拒否。 署名運動まで起こり、岡山県には少しでも危険な恐れのある土砂は受け入れないと決めました」とのことですが、県民はともかく、政界・産界・行政が現在の放射能汚染拡大の先兵です。この先も信用しろというのは無理でしょう。例えばですが岡山市は瓦礫受け入れ検討市でしたし、岡山県は目の前の直島で三菱マテリアルが瓦礫をガンガン焼却している件についても、抗議をしたとは耳にしません。

昔の例ですが、1991年に人形峠のウラン濃縮設備で、当時の科学技術庁・県・村・動燃の発表になはかった回収ウラン濃縮実験が発覚し、これに反対する署名が54万程も集まったそうですが、試験は強硬されました。同様に、岡山県で90年代に、放射性チタン廃棄物から高汚染のチタンやトリウムが検出された時に、当時の科学技術庁は、「チタン関連の工場や処分場の放射線量は十分低く、労働者等の健康被害も無い」との安全宣言を出しています。厚生省・通産省・労働省もこれに追従し、放射性チタン産廃物を通常の産廃として位置付けてしまいました。その結果はブログでも以前書いた通りです。

人形峠のウラン残土は、廃棄処分が大変だという理由でレンガに加工して一般販売されましたが、このレンガは通常の物よりももろく、腐食が進んだ屋外使用の物からの飛散も気になるところです。しかもこの放射能レンガは一般ごみとして処分される為、環境にウランが流出しているはずです。鳥取の三朝町にあるキュリー公園には2万個の放射能レンガが敷き詰めてあるそうですが、飛散が心配ですよね。岡山県ではかつてウランガラスという製品を大量に製造・販売していましたが、今でも一部残っているようです。壊れたウランガラスから、別の製品を作り直した物もあるそうです。

「よく考えて」さんの「憶測ではなく調査データや事実に基づいて、よりよい定住地を見つけるべきだと思います」というご意見については、岡山の汚染が(福島原発で汚染されていない)他県と同レベルという主張以外は賛成ですし、自然災害の少ないことは岡山の魅力です。移住の手厚いサポートも、関東・東北から移住なさりたい方々にとっては有難いですよね。私は一度も岡山に移住するのは絶対に反対だと主張したことはありません。けれども移住の際に、皆さんがメリットばかりを聞かされた上で岡山移住を決断することだけは、絶対に避けて頂きたいと切に願っています。そして少なくとも個人的な意見としては、可能な限り放射能汚染を避けたいという方には、移住先として岡山はお勧めしません。

これまでこちらのブログにコメントを頂いた時には、出来るだけコメントを返して来たのですが、
最近コメントも多くなっており返信が困難になりつつある為、今後のコメントに対する返答は控えさせて頂きたこうと思います。それでも、沖縄の住宅の高電磁波問題や、ラウンドアップ使用問題等、移住に関する注意点を時々書いて行きたいと考えていますので、今後もどうぞ宜しくお願い致します。


移住先の情報はくれぐれも事前によく検討なさって、納得の行く移住先を見つけて下さいね!


posted by 白鳥 at 20:57 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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