2013年10月06日

鹿児島・隈本移住について

<< 鹿児島県と熊本県について >>

先日、鹿児島県と熊本県のどちらかに移住をお考えの方から、この二県に関して質問を頂きました。コメントの返事がとても読みづらいですし、他にも興味がおありの方がいらっしゃるかもしれないので、こちらの本文でもご紹介させて頂きますね。私は熊本・鹿児島・宮崎の3県には下見に行かなかったので、現地の詳しい知識が無くて申し訳ないのですが、こちらの情報が少しでも移住の参考になれば幸いです。



< 鹿児島県について >

鹿児島県には既存の川内原発の心配があるだけではなく、南大隅町に、福島原発事故由来の汚染度の最終処分場・高レベル放射性廃棄物の最終処分場施設・使用済み核燃料の貯蔵施設誘致の話があります。ちなみに南大隅町にはほぼ50年のサイクルで大きな地震があるそうです。それに、過去にも鹿児島県には、六ヶ所村と同じ再処理工場建設の話があったくらいですから、この先も油断は出来ないと思います。桜島の噴火も、一々ニュースにならないだけで頻繁に起こっているようですし、原発は通常運転でも大量の放射能を周囲に撒き散らしますので、少なくとも個人的には移住をお勧めしません。



< 熊本県について >

熊本県はドイツのマップを見ると、丁度熊本城あたりの汚染が少々多めのようですが、全体的な汚染は日本国内ではまず低い方だと思います。ただ年間降雨量が物凄く多い為、海から蒸発した汚染が降雨によって土壌に降り注ぐ量も、他よりずっと多いのではという危惧はあります。

熊本県の水俣病関連で、少々コメントをさせて頂きます。水俣湾にはいまだ400トンの水銀を含んだ土砂が埋立地に残されており、いずれ湾内に浸出して来るのではと専門家に危惧されています。水銀は気化しやすいということも含めて、この件も移住の参考にして頂ければと思います。実際のところ熊本県に水俣病の汚染の影響がどれ位残っているのかは分かりませんが、少なくとも農業県独特の農薬被害には気を付けるべきでしょう。移住する場所を選ばないと、近所で大量の農薬散布をする度に被害にあってしまいます。また、警戒レベルの高い活火山があるという点では、こちらも要注意です。熊本の中心地は、米軍の原子力空母等が停泊する佐世保にも近めなので、それも頭の隅に置いておいて下さい。


鹿児島・隈本両県の現地スーパー等で、輸入の生鮮食品がどれ位入手し易いかは、実際に足を運んでいないので分りませんが、大分県でグレープフルーツやパイナップル等、一部の果物・野菜しか見かけなかったことから、あまり期待は出来ないのではと推測しています。熊本では現地の生産物で十分足りているので、ニュージーランド産の人参やりんご、かぼちゃ等の入手は恐らく難しいでしょう。ですが、熊本さんの野菜や果物、そしてミネラルウォーター等が気軽に入手出来るのでしたら、それだけでも移住の甲斐はありますよね。


皆様納得の行く移住が出来ますよう、心から応援いたします!





















posted by 白鳥 at 11:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
白鳥様

こんにちは。先日はアドバイスを頂き、ありがとうございました。大変うれしく思っています。
とても貴重なご意見とお調べになられた情報を参考に、移住先を考えていきたいと思います。

水俣病や農薬の事まで教えていただきありがとうございます。それから火山のことまでも。
白鳥様のブログを読み返して、気づかされたことがたくさんあります。
自分は今一度、情報を集めて考えなおすつもりでおります。

そこでまたお伺いしたいのですが、白鳥様がブログで度々上げられる「ドイツで作られた日本列島放射能汚染マップ」とは、どういった語句で検索すれば探せますでしょうか。
DWDの拡散予報なら探せたのですが、放射能汚染マップは見つけ出せませんでした。
ドイツ語で読むことはできないかもしれませんが、家族を説得する資料がほしいのです。
(文科省のマップではなぜか仙台市の汚染濃度が低いようにされていたりと、不審な点が多々あります)
そしてお伺いばかりで情けないのですが、四国の徳島県について、白鳥様のお考えを聞かせていただけませんでしょうか。
教えていただけるとありがたいです。

来月から燃料プールに取り出し作業が始まります。なにも事故無く終わればよいのですが、それまでを近隣で過ごすのはとても怖いです。
私は最近になりこの現状に自覚したので、今とても焦っています。
白鳥様が移住の決断をされてから実際に移られるまで、プレッシャーを感じながらこれほどの情報を集め、行動をされたことを尊敬し見習いたいと思います。

コメント2つめの方も確認させていただきました。
貴重な情報ご提供いただき本当に、感謝いたします。
Posted by あご at 2013年10月06日 14:13
今日は。コメントを有難うございました。私は移住先を決める際に、太平洋側の津波被害がある県は全て除外していました。徳島県は高知県ほど津波の被害はありませんが、中心部が海沿いの為、移住先リストから除外しています。ですから、あまり提供出来る情報が無くてすみません。

四国にも勿論福島原発由来の放射能汚染は降り注いでいますが、徳島県は、震災瓦礫の焼却を断固拒否しましたし、震災後の県の食品検査も、他県よりかなり低い数値で行っていたという良心的な県のようですね。ただ、大阪の瓦礫焼却時にどれ位汚染が来ていたかは、気になるところですよね。それから、県警のトップが四国電力に天下りしたというお隣の高知県ですが、すぐ近くなだけに、警戒しておいた方がよいと思います。汚染に県境はありませんし。

津波の他に、私が移住先の基準として常に考慮していた点に、いざという時の避難経路の確保があります。万が一もんじゅで重大事故が起こった場合、例えば福岡ですら「72時間以内に50%が確実に死ぬ」という計算結果がありますが、徳島ですと「24時間以内に全死」のエリアに入ると思います。いかに素早く少しでも安全な場所まで逃げられるかが大切になって来るので、徳島からの避難経路を、今一度ご確認してみることをお勧めします。

例のドイツのマップは、以前ネットで見つけて以来、移住先探しにずっと使っていたものです。残念ながら引っ越しの際に紛失してしまい、同じ物が見つけられずにいる為、実物をご紹介出来なくて恐縮です。その代わり、「ふくいちを裁く」という岩田清さんのブログに、それに結果が似ているマップがあるので(岩田さんが再編集したものの方)、そちらをご覧になられてはいかがでしょうか。マップも早川マップが当てにならないのは有名ですが、違う汚染マップには違う結果が書かれているので、複数参考なさることをお勧めします。


燃料プールの取り出し作業、怖いですよね。あごさんのご家族が、出来るだけ早く移住することが出来ますように。ツイッターで@chicksmboxとおっしゃる方が、移住者の為の空き家情報をブログで提供しておられるので、良かったら参考になさって下さい。

どうぞお体に気を付けて。納得できる移住先が見つかりますように。

Posted by 白鳥 at 2013年10月07日 14:44
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