2013年04月30日

震災瓦礫の焼却状況・まとめ 

<< 震災瓦礫の焼却受入れについて >>


岩手・宮城・福島からの汚染された震災瓦礫を焼却することによる、健康被害の危険性は既に広く知られています。放射能汚染以前に、アスベスト・六価クロム・ヒ素等の危険な物質が含まれているのですから当然ですが、焼却することにより気化してしまった放射能などは、マスクでも吸引を防げません。とにかく焼却場から離れている他以外に身を守る術は無い為、移住の際には大いに気になるところです。

2011年10月に出された、震災瓦礫の広域処理計画の通達によると、震災瓦礫を引き受ける民間業者は環境省に登録すればよく、立地自治体から許・認可を得る必要はなくなりました。受け入れ先を公表する義務もありません。自治体の同意無しに企業での受入れが可能となる為、三菱マテリアルや太平洋セメントなど、汚染瓦礫の処理が可能な企業の工場等の周辺では注意が必要です。




<< 関東と東北を除いた、全国の自治体の瓦礫受入れ状況概要 >>


北海道  :  札幌市と釧路市・千歳市以外は、受け入れに前向き。

新潟県 : ほとんどが受入れ表明。新潟市では受入れを断念するも、長岡市・柏崎市・三条市では本焼却。

富山県 : 既に高岡市で瓦礫を受け入れた富山県。ほとんどが受入れを検討。富山市でも試験焼却。

石川県 : 受入れに前向き。輪島市で試験焼却。金沢で本格的に受入れ。

福井県 : ほとんどが受入れ検討中。敦賀市と高浜町で試験焼却するが、本焼却は中止。

山梨県 : ほとんどが条件付で受入れ可能としている。

長野県 : 概ね受入れに消極的

岐阜県 : 約半分の市が受入れを検討といったところか。

静岡県 : 受入れに積極的。富士市等で焼却。

愛知県 : 一部を除いて圧倒的に受入れに慎重な市が多い。

三重県 : 一部の市町を除いて、圧倒的に否定的だが、伊賀市では産廃業者・三重中央開発(株)で受入れか。

滋賀県 : 一部の市町村以外は概ね否定的。

京都府 : 受入れ自治体なし。

大阪府 : 舞州で大量焼却中の大阪府。府内では唯一大阪市が瓦礫受入れを表明。他は否定的。

兵庫県 : 受入れが白紙に。

奈良県 : 一見震災瓦礫の受入れ表明は無いが、橿原市のように水面下で交渉する市も。震災瓦礫ではないが、汚染地域である千葉県の一般ごみ焼却も引き受けた。

和歌山県 : 概ね否定的

鳥取県 : 焼却施設自体が少ない為、受入れの検討をした米子市など以外は受入れ不可能。

島根県 : ほとんどが消極的。

岡山県 : 否定的。

広島県 : 一部を除いて消極的。

山口県 : 概ね消極的。

徳島県 : 受入れ自治体なし。

香川県 : 受入れ自治体はないが、直島で三菱マテリアルが、モニタリングも無しで焼却中。

愛媛県 : 受入れ自治体なし(受入れ中止)。

高知県 : 受入れ自治体なし。

福岡県 : 北九州市で既に大量焼却済み。同じく北九州で、三菱マテリアルが苅田などで大量の汚染瓦礫を焼却中。福岡は概ね受入れに積極的。

佐賀県 : 受入れ検討派と消極派が混在か。

長崎県 : 受入れに前向き。

熊本県 : 受入れに消極的。

大分県 : 津久見市にある、太平洋セメントの工場で焼却。

宮崎県 : 受入れに消極的。

鹿児島県 : 概ね受入れに積極的。

沖縄県 : 受入れに消極的。



瓦礫受入れに反対の県は皆残念ながら、南海トラフの地震が起こった時に、大きな津波被害が予想されている県ばかりです。しかも県庁所在地、つまり中心区域は、揃って海の近くにあります。

一度瓦礫を燃やした土地とその近辺は、既に汚染されています。震災瓦礫をまるで狙ったかのように、原発事故からの汚染が少ない地域でばかり焼却する為、程度の差はあれ日本全土が瓦礫焼却の影響を受けています。あとは焼却の量と風向きで、汚染の度合いが違ってくる位でしょうか。ぜひご自分の住む地域や、希望する移住先の汚染を実際に調べて歩いて、自己防衛に役立てて下さい。





ガンマ線測定


ガンマ・ベータ線測定


ガンマ・ベータ・エックス線測定









posted by 白鳥 at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/358015122
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。