2013年10月31日

放射能汚染による脳障害について

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福島原発事故から二年半以上が過ぎましたが、放射能汚染に関する報道規制は、オリンピックに向けてますます厳しくなるばかりのようです。現在流通している一般食品の放射能汚染基準値は100ベクレル/kgですが、事故前にはこれは黄色いドラムカンに入れられて、厳重管理されていた汚染数値でした。因みにチェルノブイリで放射能汚染の被害に遭ったドイツの基準では、大人でもこの10分の一以下ですが、それでも様々な健康被害が報告されています。


ここで今、「ベクレル」についておさらいしましょう。ご存知の通り、1ベクレルとは、放射性物質から1秒間に1本の放射線ビームが発せられる単位です。強力なガンマ線を例にとると、この線は人体を突き抜けますから、たった1ビームでもその過程で、相当数の細胞・DNAが傷付くことになるのは、容易に想像出来ますよね。例えば10ベクレルのセシウムが含まれた食品を食べるとすると、一日では864000本の放射線ビームが体を貫くことになります。約70日というセシウム137の生物学的半減期を考慮しても、500日後には1400ベクレル残存していますから、そうなれば1日で120960000本、約1億2千万ビームが体に穴を開けている状態です。


脳は心臓等と共に、放射能が蓄積されやすい部位の一つですが、怖いことに中枢神経系は再生されませんし、ベラルーシの人々が集中出来ないのは、放射能汚染による脳障害だという研究結果もあります。チェルノブイリの原発作業員達の脳スキャンでは、彼らの脳は脳細胞が死滅して空洞になっていたそうです。一度こういったダメージがあると、残念ながら取り返しがつきません。放射能汚染による障害で最も多いのは、実は癌や白血病ではなく、知能障害なのです。


放射性物質は長期にわたり摂取すると、体内に蓄積されて行くという特徴があります。例えば一度に1000ベクレル摂取しても、約2年後には僅かしか体内に残らないのに比べ、1ベクレルを毎日摂取すれば、2年後には約200ベクレルも残存するそうです。200ベクレルでしたら、一日に1728000000本もの放射線、つまり17億本以上の放射線ビームが体を貫いている計算になります。人間の体細胞数は確か約60兆位だったと思いますが、一日に17億ビームで傷付く細胞の数は一体どれ位の数に上るのでしょうか。何れにしろ、細胞の修復には限界があるのも事実です。にも拘らず、政府の食品汚染基準値はあくまでセシウムのみでの換算ですし、食品の検査体制も本当にお粗末です。また、ガンマ線に比べてずっと短距離しか飛ばないアルファ線やベータ線による内部被曝のダメージは、細胞の直近から遥かに強烈な放射能を浴びせる為、比べ物にならない位危険です。


よく「自然界では放射能は身近なものである」とし、カリウム40等が食品や人体にも普通に含まれていることを引き合いに出す科学者がいますが、自然の放射能と人工放射能には明確な違いがあります。前者は長い間に人体が適応するようになったのか、体外へと排泄されるのに対して、後者は体内に蓄積されて行きます。放射線量の強さも、後者は比べ物にならないほど強いのだそうです。「世界には遥かに放射線量の強い国がある」とも言いますが、そういった国にはダウン症が多い等の研究結果がありますし、概ね短命です。また、先祖代々放射線量が弱い日本で生活して来た私達の体に、代々放射線量が強い地域で生きて来た彼等と同等の適応力が期待出来るとも思えません。


「放射能に勝つには免疫力を高めること」というのも、よく耳にする言葉ですが、これは再生力の無い中枢神経等には、全く当てはまらないので注意しましょう。先ずは体内に放射能を入れないことが一番大事です。そして外部被曝でのダメージを出来るだけ少なくするしかありません。免疫力を高める云々は、あくまでもその後に来るべき対処方法です。


放射能によるダメージを回復するのは睡眠中だそうですから、よく眠ることも大切です。福島の学校で、成長期の子供達が全く成長しないという現象も見られるそうですが、身体の成長に回される筈の分を、被曝からのダメージ回復に奪われてしまっているのかも知れません。


せっかく頭を良くしようと頑張っているのに、放射能汚染で脳に恒久的なダメージを受けるのではたまりません。お子さんの放射能摂取量は、可能な限り低くしてあげましょう。そしてお子さんにも、何故放射能汚染からの防御が大切なのかを説明し、自分で気を付けられるようにしてあげましょう。今の日本で子供を放射能汚染から守れるのは、親と子供自身だけなのですから。








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2013年10月30日

北九州市のPCB無害化処理が9年延長&6千トンの追加処理の可能性が浮上

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PCBは癌などを引き起こし、毒性が強いことで知られていますが、その無害化処理が全国的に遅れているという理由で、環境省は10月25日、受け入れ先の北九州市に完了期間を9年延長して、新たに6000トンの処理を要請しました。
現在PCBは北九州市を含め、全国5か所で無害化処理をしていますが、今回の要請では東京都以西の14都府県を追加するよう要請したそうです。只でさえ三菱マテリアル等からの放射能汚染が深刻な北九州市。風向きによっては勿論、周囲の自治体にも汚染は広まります。
PCBはコンデンサーや変圧器等に含まれるそうですが、無害化処理の対象は要するにPCBが含まれているゴミの処理ですから、当然汚染地域の物を処理すれば放射能汚染の拡散もあります。

今後の動向を見守りつつ、周辺の住民の方はぜひ反対しましょう。


【記事】毎日新聞 2013年10月25日配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131025-00000130-mai-env


<若松区>

(現在岡山県以西17県から無害化処理を請け負っているのは、若松区の日本環境安全事業北九州事業所です





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2013年10月29日

北海道の幌延町が、高レベル放射性廃棄物の処分場となる恐れ

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高レベルの放射性廃棄物を地中深くに埋めて処分する技術を研究している施設がある、北海道の幌延町で、今月貫通した地下350メートルにある高レベル放射性廃棄物処理の実験用のトンネルが、昨日公開されました。
(NHK NEWS WEB) http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131028/k10015619201000.html

この施設は日本原子力研究開発機構の幌延深地層研究センターで、施設には現在、実際に熱源を埋める為の横穴を掘る作業が行われているそうです。トンネルは平成17年から既に掘り始めており、来年度からは、この横穴に100度未満の熱源を埋める試験を始めて、熱や地下水などの影響を受けずに安全に処分出来るかを調べる方針とのことです。

報道では「試験」「実験」「調べる」「研究」等の言葉が始終使われており、一見幌延町での「実験」は必ずしも最終処分場への前段階ではないような印象を与えていますが、このまま幌延町が高レベル放射性廃棄物の処分場になる可能性は、限り無く高いと思われます。



<幌延町>



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